IoTエンジニアが活躍するのに重要なスキルとは

IoTとはInternet of Things、通称「物のインターネット」と呼ばれているIT技術です。従来では家の照明や家電は、そのスイッチを人が入れる、リモコンで操作する、つまり「使用する家電の前には必ず利用者が居る」ことを前提の仕組みをしていました。

しかしIoT技術の発達により、インターネットを通じて、スマホ操作で帰宅途中に自宅のエアコンを入れる、仕事先でスマホを見ながら自宅の見守りカメラを操作するなど、遠隔操作の幅が広がりました。
今では外部機器を取り付けることでIoT非対応の家電もインターネットを通じた動作が可能になるなど、IoTの活躍の場は今後も大きく発展していくでしょう。

そんなIoT技術開発を支えるのがエンジニアの存在です。IoT開発におけるエンジニアは、単なるIoTにまつわる知識だけでは立ち行きません。
もちろんIoTにまつわる知識は大前提となりますが、IoTの対象となる機材、ハードウェアに関する操作や管理、使用シーンも理解しておく必要があります。これには担当分野における機材のクライアントとのコミュニケーションも不可欠になります。

例えば医療機材のIoTエンジニアは、医師の診療に付き添い、患者からのIoT機材の使い勝手や希望をヒアリングすることもあります。この時、医師や患者からお礼の言葉を言われ、自身の仕事が人の役に立つと実感できると言うエンジニアもいます。

今後IoT業界は人手不足が懸念されており、需要の高まりが予測されています。IoTエンジニアとして活躍するには知識だけでなく、「聞く」コミュニケーションスキルを心掛けましょう。

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